青森市S様邸断熱工事

今回は「気密、断熱、換気」3本柱の「断熱」工事です。
住宅を検討していると外断熱(外張り断熱)、内断熱(充填断熱)と言う言葉を耳にするのではないでしょうか?
それぞれメリット、デメリットがあります。
材料により変わるので極一般的な話です。

外断熱 メリット:施工がしやすい(気密が取りやすい、断熱欠損のリスクが低い)、柱の熱橋が防げる
   デメリット:価格が高価になりやすい、シロアリ対策の検討が必要
内断熱 メリット:価格が比較的安価、材料の種類が多く選択が可能
   デメリット:施工者により断熱性能に差が出る、柱の熱橋が発生する
*「外断熱(内断熱)だから暖かいです」という営業マンがよくいますが、どちらの方法でも断熱材の種類と厚みで性能は決まります。

川村建築では上記のメリット、デメリットを加味して内外ダブル断熱をおすすめしています。
デメリットは費用が高くなる1つになります。
しかし暖かい分、暖房代(冷房代)を抑えられるのでそのデメリットも限りなくゼロに近づけられます。
もちろん、コストの問題で外断熱のみ、内断熱のみの施工も可能です。
S様邸は弊社の考え方にご賛同いただき、内外ダブル断熱、トリプルサッシの施工を行いました。
寒い冬でも光熱費を抑えて温度差の少ない生活をしていただければと思います。